意外に多い。女性のオナニーで膀胱炎にならない為の5つのポイント

膀胱炎。女性にとってはポピュラーな病気で、日本人女性の2人に1人はかかると言われています。特にオナニーをした後に清潔に保たなかったことが原因で膀胱炎になることが多く、注意が必要です。

 

そもそも膀胱炎ってどんな病気?

膀胱炎とは、尿道を遡って膀胱に菌が繁殖する病気です。主な症状として、頻尿、排尿時の痛み、残尿感、血尿などが起きます。また、放置すると腎孟腎炎(じんうじえん)などの合併症を引き起こす場合もあり、侮れない病気です。

 

もちろん男性が疾患することもありますが、女性の患者の方が遙かに多い病気です。女性は男性に比べ尿道が短いため、容易に菌が膀胱まで達しやすいのです。

 

オナニーで膀胱炎にならないために注意すべき5つのポイント

せっかく気持ち良くオナニーをしたのに、膀胱炎になって苦しむハメになるのはは辛いですよね。膀胱炎を防ぐ基本的な考え方は、オナニーをした後尿道や膣の近辺を清潔にするということになります。ここでは、膀胱炎にならないようにするための、オナニー時のポイントを5つご紹介します。

 

ポイントその1 手を清潔に

膀胱炎は菌が尿道に入り込むことで起きる病気です。オナニーをするときに手に菌が付いていれば、当然尿道に菌が入り込むリスクが増します。オナニーするときは石けんかハンドソープで手を綺麗に洗いましょう。

 

料理を作るときと同じか、あるいはそれ以上に清潔さを保つべきです。もちろんつけ爪やネイルアート、マニキュアは必ずおとしてくださいね。あまり関係ないかもしれませんが、指輪も取っておいた方が良いでしょう。

 

膣ではなくクリトリスしか弄らないから大丈夫と考えている方もいるようですが、膣であろうとクリトリスであろうと、尿道近辺には違いありません。ちょっとした拍子に尿道に菌が付着するリスクは常にあると思ってください。

 

ポイントその2 オナニーの前には女性器周辺を洗いましょう

いくら手を清潔に保っても、女性器や尿道の周辺に雑菌が付いていたら台無しです。そして、正直なところその近辺は雑菌が付着しやすい場所でもあります。

 

オナニーをする前には尿道と女性器周辺をシャワーで優しく洗いましょう。注意点としては、強くシャワーを当てすぎないことです。シャワーの放水で菌を尿道の奥に流し込んでしまっては本末転倒も良いところです。

 

トイレのヒデ洗浄機能で洗うのも1つの手です。こちらも水量を多くしすぎると逆に尿道の奥に菌を注ぎ込んでしまうので注意してください。なお、お尻洗い機能ではダメです。また、体系的に上手くヒデ機能で洗えない場合は、シャワーでちゃんと洗ってください。

 

この時、一般の石けんやハンドソープは使わない方が良いでしょう。必要な常在菌を殺してしまうことがあるからです。気になる方はデリケートゾーン専用の石けんを使うのがベストです。それならば、常在菌は殺さずに有害な菌だけを排除できます。

 

ポイントその3 オナニーの後はすぐにトイレに行きましょう

オシッコをすることで、尿道内の菌を外に流し出すことができます。時間が経てば立つほど菌は繁殖しますので、できるだけ早く排尿することをオススメします。すぐにオシッコが出るように、オナニーの前に水分を摂取しておくことも大切です。

 

ポイント4 排尿後は尿道や膣周辺をシャワーで洗い流す

オシッコをした後、尿道や膣の周辺をシャワーでさっと洗い流します。石けんは必要ありませんが、おりものや体液は残らないようにしてください。この時も、水流を強くしすぎると逆効果ですので注意してください。

 

ポイント5 ラブグッズはコンドームをかぶせて使う

以外と見落としがちなのがこの点です。いくら手を洗って、膣や尿道の周辺を清潔にしてもラブグッズから菌が繁殖しては意味がありません。それを防ぐには、使用時にコンドームをかぶせるのがもっとも良いやり方です。

 

特にバイブやローターなどで、膣の前に乳房や脇の下、脹ら脛など様々な場所を刺激した場合は、それらの部位から菌がラブグッズに付着していると思ってください。

 

膣やクリトリスを刺激する前に、かならずコンドームをかぶせれば、雑菌が尿道に入るリスクを大幅に減らせます。もちろん、言うまでもありませんがコンドームは使い捨てですよ。

 

オナニー時以外の膀胱炎を防ぐポイント

オナニーやセックス時がもっとも尿道に菌が入り込むリスクがあるのは事実です。しかし、それ以外のタイミングでも膀胱炎にかかることは十分ありえます。オナニー時の対策を学んだら、次は普段の生活を見直しましょう。

 

常日頃から水分をたくさんとって、尿をたくさん出す

先述したとおり、排尿することで尿道の菌を流し出すことができます。普段から水分をたくさん摂取してオシッコを出すようにしておけば膀胱炎のリスクは減らせます。水分を摂取することは熱中症予防などにも効果がありますから心がけておきましょう。もちろん、水中毒や過度の水太りなどになるような飲み方は、別の意味で有害です。何事も限度はありますので注意してください。

 

また、尿意を感じたらできるだけ早くトイレに行くようにしましょう。尿を膀胱に溜めすぎるのも膀胱炎のリスクを増やします。

 

身体の抵抗力を落とさない生活を心がける

尿道炎というのは、つまるところ菌が体内で繁殖する病気です。たとえ菌が膀胱に達したとしても、体の抵抗力が正常ならばある程度防ぐことができます。

 

睡眠不足、過度な精神的ストレス、過労などは膀胱炎が起きるリスクを増やします。現代人には難しいかもしれませんが、適度な休息や気晴らしなどをしましょう。栄養バランスのある食事や適度な運動も体の抵抗力を上げるのに役立ちます。

 

下半身を冷やしすぎるのも体の抵抗力を減らす原因となるので注意してください。もちろん、これらのことは膀胱炎だけでなく生活習慣病や風邪などの予防にも効果があることですよ。

 

普段から清潔を保つ

オナニーやセックスの時だけではなく、日頃から尿道周辺は清潔を保ちましょう。特に注意することとして、生理用ナプキンは面倒でもこまめに取り替えてください。経血を放置することで菌が繁殖するリスクがあります。

 

盲点になりやすいのは大便をした後の拭き方です。大便の中には様々な菌が存在します。後ろから前に拭くと、尿道に大便の中の菌を運んでしまいかねません。かならず前から後ろに拭くようにしましょう。

 

その他の膀胱炎の原因

今まで注意してきたことは一般的な膀胱炎対策です。しかし、それら以外にも膀胱炎の原因となるものがあります。たとえば、尿路結石や前立腺肥大などが原因で膀胱炎になることがあります。あるいは、食物アレルギーが尿道に発生したり、ある種の薬剤の副作用によって膀胱炎になる可能性も0ではありません。

 

どんなに清潔な生活を心がけていても、膀胱炎のリスクは0にはならないとだけ覚えておいてください。

 

万が一膀胱炎になったらどうしたら良い?

これまでに見てきたような対策を行っても、膀胱炎の症状が出てしまったらどうしたらよいでしょうか。答は簡単です。直ちに病院に行ってください。尿道炎そのものがすぐに命の危機に直結することはまずありませんが、腎孟腎炎などの合併症になってしまうリスクがあります。

 

また、万が一尿路結石や前立腺肥大から膀胱炎の症状が出ていた場合、膀胱炎以前にそれらの根治治療が必要になります。そうでなくても、自然治癒するかどうか素人が判断するのは危険ですから、泌尿器科で治療をうけるべきでしょう。

 

対策をちゃんととって、オナニーを楽しもう

膀胱炎が恐いからとオナニーを控える必要はありません。ちゃんと対策を取れば問題ないのです。オナニーを我慢するストレスで体の抵抗力が落ちてしまうなどということもないとは言えません。

 

基本は尿道や膣の付近に菌が付着するのを防ぐことです。今回あげたポイントをしっかり守れば、オナニーをしたからといってそう簡単に膀胱炎にはならないので安心してくださいね。